いくつもパターンはあると思うが、 一旦現時点で記載してみる。
これらを活用した「歌声」も続々アップする!(随時更新)
①「弦」
どの音域でも歌声としては必須な要素。高い音域では、ヘッドボイスといわれやすい音色。
この例は極端だが、ある程度声帯を引き延ばして声を出さないと
ごく普通の日本人の話し声と区別がつかない(≒素人っぽい)
ギターの弦をチューニングせずにゆるゆるでバインバインと鳴らすようなもの!
特性として、キンキンしやすい。
感覚的には、声帯を前後にどこまでもギュイーンと「引き延ばす」!(ここ大事)
(実際、弦や輪ゴムをピンと張った音に近いと思う)
弱い呼気量でも音が鳴りやすい。
A.弦あり(声帯を引き延ばす)
B.弦なし(声帯をあまり引き延ばさない、ただの裏声)
②「笛」
きれいな裏声。地声と混ぜるといわゆるミックスボイスになる。
リコーダーっぽい音や、音域を上げるとホイッスルのように鳴ることもある。
感覚的には、声帯の隙間をジップロックのように狭めていって、すこーしだけ先端を空ける!(ここ大事)
これはまさに口笛などとも同じで、狭い隙間に息を通して振動させるやり方だ。
狭ければ狭いほど高い音が鳴るが、弱い呼気量だと音が鳴らなかったりする特徴がある。
※以下のサンプルは、実際には声帯をある程度引き延ばしている。そうでないときれいな音が出ないからだ。より厳密に「笛」の原理で発生しているのは上記の「B.弦なし」だが、聞いた時にわかりやすくこのようにしておく。
A. 笛
弦より空気感が出ているのが分かるだろうか。
また、丸みがある音を出すことができる。
B.笛+弦
これまでのものを組み合わせると、このような音も出すことができる。
ここに地声を足していくと、楽器のような音から、人間の「声」に寄せていくことができる。
まあ楽器のようにして使った方が人と違っていいかも!!
この後、歌声に活用したものが…
Ti Amo/EXILE (笛寄り、theミックス)
上記サンプルは、「笛+やや弦あり+軽めの地声」って感じで、ほぼ裏声のギリ地声。
(本人はもっとチェストボイス入っててシブイ。)
ワイは気を抜くと野獣のようなおっさんボイスが飛び出すので、大変だった…
が、「軽い」「クリア」「若い」といった印象の歌声が欲しいなら、笛要素は必須ですな!
地声を強く入れて出すと、成人男ならおっさん感強くなっちゃうと思うからなぁ
リライト/ASIAN KUNG-FU GENERATION(弦寄り、だいぶヘッドボイス)
上記サンプルは、「弦強め(声帯ピンと張る)+笛弱め(息感ほぼ無し)+少々の地声」
(原曲と印象全然違うのは許して)
笛のような感覚はほぼなく、息があまり漏れないように地声を引き延ばしている感じなので
さっきのTi Amo とは様子がガラッと変わったはずだ。(割と最近の歌い方のはずw)
全部同時に全開にしたらどうなるんだろう…
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